アングルファインダーとは、カメラのファインダー像を正面以外から覗けるようにするための延長ファインダーです。
具体的には、ファーンダー接眼部に取り付けるL字型の撮影アクセサリーでございます。
ごくたまに「レフコンバーター」なんて呼ぶ人もいらっしゃるようでございます。
一般的にアングルファインダーは、ミラーではなくプリズムを介してファインダーの光路を90度変えるようになっております。
反射角度は90度固定ですが、ファーンダー接眼部に取り付けた状態で回転するようになっております。
そのため一番多い使われ方の、しゃがみ込んで上から覗いてローアングル撮影だけでは無く、カメラを両手で持ち上げてハイアングル撮影にも対応出来るのでございます。
またカメラのタテ位置・ヨコ位置の変更にも即座に対応できます。
高級タイプのアングルファインダーになりますと、視度調整機能やマグニファイヤーを内蔵しております。
お値段もそれなりに張りますが、ファインダー像を拡大して精密なピント合わせができるのでございます。
ところでデジカメになってからは、ほぼ全てのカメラにライブビュー(背面液晶モニター表示)が採用されています。
高級一眼レフカメラを除く一部のデジカメには、チルト液晶やバリアングル液晶といって液晶モニターが自由な角度で見れるようになっております。
そのため、アングルファインダーをわざわざ買って取り付ける人は激減いたしました。
お値段もプリズムを使用しているせいか1万円前後とお高いので、主に高級一眼レフカメラを使っている人しか使わなくなって来ているようでございます。
というか、実際使っているの見たことある人は少ないのではないでしょうか?