ストラップとは、カメラ等の撮影機材を肩や首に掛けて、不意の落下を防ぐベルトのことを言います。

本来ストラップとは「ひも」と言う意味ですが、今では幅広のカメラストラップに対して使われるようになってきたのでございます。

素材はナイロン製が主流で、たまに高価な革製を使っているこだわりの人も見かけます。

重いカメラほど、幅広のカメラストラップが肩に食い込まず安定しますが……

手首に巻いて撮影するときは、かさばってやりにくいという欠点がございます。

本来は落下防止のためにカメラストラップですが、使いようによっては手ブレ防止の役目も果たしてくれる優れモノでございます。

やり方は至って簡単!首にストラップをかけたまま、カメラを握った両腕を前に突き出して「前にならえ!」とするだけです。

この状態ではファインダーは覗けませんが、ライブビューを見ながら撮影すれば、カメラブレ防止としても使えるのでございました。

なお、カメラストラップは大きく分けて以下の3つのタイプがございます。

  1. ネックストラップ:首からカメラをつり下げるタイプ。
  2. ショルダーストラップ:肩からカメラをつり下げるタイプ
  3. ハンドストラップ:コンパクトカメラでは主流の、手首にかけて使用する短いタイプのストラップ

最近ではスナップ撮影や機動性を重視するために、手の甲にかけて使用するハンドストラップも人気でございます。