SDメモリーカードとは、デジタルカメラの記録媒体として最も普及しているフラッシュメモリーの1種。
パナソニックと東芝とサンディスク(米国企業)による3社合同国際開発。
本体内部はコントローラーとメモリーチップから成り立っております。
「SDメモリーカード」は「miniSDカード」と「microSDカード」という小さなサイズもありますが、小は大を兼ねるようにアダプターを介せばあら不思議!「SDメモリーカード」として使えるのでございます。
記録容量に応じて「SD (最大2GB)FAT12.16」「SDHC(4GB~32GB)FAT32」「SDHC(4GB~32GB)exFAT」の3種類に分かれております。
それぞれが自分のカメラが対応しているかはもちろん、パソコンに写真データを転送するときは、パソコン側もファイルシステムが対応しているか確かめておくことが必要なのでありまする。
転送速度に関しては、UHSスピードクラスやら、動画用のスピードクラスやら、さらにはUHS-Ⅰ、UHS-Ⅱ等という転送方式による規格もあり、更に複雑難解となっているのでございます。
購入する時は、自分のカメラの取扱書の記載に沿ってくれぐれも間違った規格を買わないように注意して下さいませ。
尚、初期化(フォーマット)は、パソコンよりも使用するカメラにて行う方が安全とされております。
また、フラッシュメモリーが故に、絶縁体となる酸化膜が貫通する電子によって劣化するため消去・書き込み可能回数に限界がございます。
そのため本体内部のコントローラーが、メモリーの同じ場所ばかり繰り返して使用しないように調整しています。
よって、撮影中のミスショットなどもその都度消さない方が長持ちすると言われております。