タッチパネルとは、デジタル機器の入力装置の一つです。
タッチスクリーンと呼ばれることもございます。
デジタルカメラにおいては、主に液晶モニターを介しての表示と入力に使われる事が一般的です。
一つの液晶モニター上で、メニューなどの表示と変更、そしてそれらに対する入力という二つの操作を兼ねているのが一般的です。
つまりメニューや選択ボタンを表示させながら直接タッチすることで、入力も同時に行われるという一石二鳥の仕組みでございます。
iPhoneなどのスマートフォンによって一気に広まった機能ですね。
タッチパネルのメリットは何と言っても、画面表示の部分に直接触れて入力できることでございます。
実際のスイッチやボタン類を液晶モニターと組み合わせた入力に比べ、直感的なのです。
金融機関のATMも、以前は画面表示のパネルとボタンが分かれていましたが、現在はタッチパネル式が多いですね。
デメリットは、バッテリーを消費しやすい事でしょうか。
実際のスイッチやボタン類に比べ、操作のリアル感が感じられない事も、気になる方にはデメリットでございます。
なおタッチパネルは2つの方式がございます。
まず最初は「静電(静電容量)式」タッチパネルです。
こちらはスマートフォンやタブレット型端末に採用され、今では一番普及している形式です。
指でパネルに触れるだけで感知するので、なぞる操作に向いているのが特徴です。
もうひとつは「感圧(加圧)式」タッチパネルです。
こちらは「静電(静電容量)式」と違って、指でパネルを押して圧力を与える必要があります。
そのために、なぞるようにして表示をずらすのは、やりにくいのでございます。
最近はスマートフォンの爆発的な普及に伴い「静電(静電容量)式」タッチパネルが一般的となりました。
そのためデジタルカメラにおいても、「感圧(加圧)式」に置き換わり「静電(静電容量)式」が一般的となりつつああるのでございます。